
2026.07.18
あきらめないことに寄り添う。
あわい光のような希望をもって、どこへでも。
写真家・疋田千里さんと出会って10年が過ぎました。松本のブックカフェ「栞日」で毎年のように写真展に取り組む姿に何度元気をいただいたか。写真展を続けていく道中、ふだんの暮らしの中で、旅先で「お箸」という存在に気づき、疋田さんの中で「ohashi」に。
わたしたちは「食べることは生きること」、「誰と何を食べるか」など様々な想いや体験を「食」を通して重ねることができる。「おはしと」をめくるとその土地や料理のにおいがしてくる。足音や笑い声も。この本には、疋田さんがあきらめなかったから出会えた瞬間がちりばめられている。彼女のひと言、「箸でごはんを食べながら 、境界線のない世界を想像する」、このあわい光のような希望を信じつづけたい。
金子健一 Alps gohan
