
2026.07.23
20年来のお仕事仲間、疋田千里さん。彼女に依頼するポートレート写真はいつも明るい光に包まれていて、多くの人が仕事をお願いするのもわかるなぁと思っていました。
いつの頃からか旅先で撮った作品を見せてもらうようになり、その色合いと雰囲気に魅せられてきました。
今回はついに版元&編集者としてチームに加えてもらうことができ、とても光栄です。
数年前「『お箸のある風景』をテーマに…」と聞いた時は、「なにゆえ、お箸?」と、少し不思議に思っていました。おそらく疋田さんも、当時はそこまで深く考えていなかったのでは……(笑)
しかし「お箸が境界線を越える」という素敵な事実に気づいた途端、彼女の写真は強い説得力を持ち始めたように思います。
今回、本の制作にあたり見せてもらった膨大な「お箸のある風景」の数々には、彼女の強い信念と説得力を感じずにはいられませんでした。
日頃はふわふわした雰囲気の疋田さんですが、箸をめぐって、とんでもなく深い旅を続けていたようです。
この本とともに、箸の文化と人々の笑顔がたえず世界を覆ってくれますように。
高橋佐智子 編集者/ulus publishing代表
